川崎から世界へ飛躍 五輪見据えビーチバレークラブ

 川崎マリエンビーチバレーコート(川崎市川崎区東扇島)を拠点に活動する川崎ビーチスポーツクラブの2016年度活動報告会が9日夜、同区内で開かれ、東京五輪に向け活動強化する方針を示した。

 瀬戸山正二理事長は、安田衣里さん(28)ら中学生から社会人まで約20人のアカデミー生を紹介し、「川崎から世界へ。アカデミーで東京五輪に出場する選手を育てたい」とあいさつした。

 かわさき産業親善大使で、同クラブ所属のプロビーチバレー選手村上斉(ひとし)さん(27)と坂口佳穗さん(20)は「リオ五輪出場はならなかったが、東京五輪では頑張りたい」「ワールドツアーなどいろいろ経験できた。今年は表彰台を目指して頑張りたい」と決意表明した。

 同クラブは、世界で活躍するトップアスリートを育てることを目指し、13年に発足した。

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