新日鉄住金文化財団、「紀尾井午後の音楽会」年4回開催 洋楽・邦楽のコラボレーション

新日鉄住金文化財団は「紀尾井午後の音楽会~花鳥風月其の弐」を今年4月から4回にわたって開催する。クラシック専用ホールと邦楽専用ホールを持つ紀尾井ホールの特色を生かした企画で、邦楽と洋楽の名曲が演奏されるほかコラボレーションも行う。

全4回の演奏会は花・鳥・風・月がそれぞれのテーマ。ここでしか聴けない邦楽と洋楽の名手の共演が繰り広げられる。平日昼の1時間コンサートで気軽に楽しめることも魅力。「花」は4月3日に行われ、篠崎史紀氏によるヴァイオリンと今藤長龍郎氏による長唄三味線のコラボとなっている。

7月5日の「鳥」は彌勒忠史氏(カウンターテナー)、曽根麻矢子さん(チェンバロ)、杵屋巳津也氏(長唄)、10月4日の「風」は須川展也氏(サクソフォン)、塚越慎子さん(マリンバ)、藤舎呂英氏(囃子)、来年1月17日の「月」は遠藤真理さん(チェロ)、三浦友理枝さん(ピアノ)、遠藤千晶さん(筝)による演奏が楽しめる。

音楽会は森永製菓が協力・協賛する。チケットは各2500円、4公演セット券は8千円。予約は電話=03―3237―0061。

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