カズ、バースデー 開幕戦に向け全体練習に復帰

【カナロコスポーツ=佐藤 将人】左足を負傷しているJ2・横浜FCのFW三浦知良が15日、チームの全体練習に復帰した。自らの50歳の誕生日である26日に迎える開幕戦に向け、慎重に調整していく姿勢を見せた。  三浦は今月8日、宮崎県での合宿中に練習試合で相手選手のスパイクが左足に当たり、親指を裂傷。4針を縫うことになり、キャンプを引き上げていた。

 オフを挟んで全体練習の再開となった15日午前は、フィジカルトレーニングが中心。多様なメニューで心肺機能や体幹、筋力を鍛える内容だったが、時折顔をしかめながら黙々と消化していた。

 三浦は「走るのは問題ない」としながらも抜糸はまだといい、「スパイクを履くと痛むし、左足でボールを蹴ったり対人プレーで無意識に使ってしまった時にどうかという感じ」と慎重な姿勢を示した。

 26日の開幕戦前には抜糸も済む見込みで、「(傷が)しっかりくっついたら、ボールを使っていく予定」と話した。

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