〔海外深発地震〕フィジー南方沖でM6.9・津波被害のおそれなし(2/25)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間2月25日02:28頃、フィジー南方沖を震源とするM6.9の深発地震が発生しました。津波警報センターは、津波に関する情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。【2月25日03:00現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:フィジー南方沖(南緯23.2度 西経178.8度)
近隣都市からの方角・距離:
トンガ・ハベルロトの西南西 438.0km
トンガ・首都ヌクアロファの西南西 439.8km
トンガ・オホヌアの西南西 451.7km
フィジー・首都スバの南南東 627.6km
フィジー・ナンディの南東 714.0km

発生日時(日本時間):2月25日02:28頃
震源の深さ:396.1km
地震の規模:M6.9
津波:津波警報センターは、津波に関する情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。

◆用語解説「深発地震」
・震源の深さが概ね300kmよりも深いところを震源とする地震。海溝付近から大陸プレートに潜り込む海洋プレートの上面(発見者の名前から「和達・ベニオフ帯」と呼ばれる)で発生し、双方のプレートの岩盤の性質の違いにより地震波の伝わり方が異なることから、震源近くよりも震源から遠く離れた場所で大きな揺れを感じることがある(異常震域)。

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