エッジ立つ政策必要 支持率向上へ民進・江田氏

 民進党の江田憲司代表代行(衆院8区)が8日、都内で各国大使館関係者を集めて講演し、党の支持率低迷について「旧民主党が新しい政党になったというイメージが国民に浸透していないことが最大の原因」と分析し、「エッジの立った、自民党とは違う政策を打ち出さなければいけない」と語った。

 1月末の共同通信社の世論調査によると、民進党の支持率は7.3%。昨年9月の蓮舫執行部発足以来、最低を更新した。

 江田氏は「民進党の一番重要な使命は、教育や人への投資を重視すること。自民党は公共事業、コンクリートへの投資が多い」と説明。原発や外交安全保障政策の違いも例示した上で、「自民党と明確に違うポイントを次の衆院選でしっかり訴えることが、厳しい状況を打破していく道だと確信している」と述べた。

 イベントは「カフェ・デモクラッツ」と題し、党国際局(牧山弘恵局長=参院神奈川選挙区)が主催。29カ国45人の大使や公使らが出席した。

© 株式会社神奈川新聞社