新日鉄住金ステンレスの省合金二相鋼、東北の防潮水門に相次ぎ採用

新日鉄住金ステンレスは8日、東北地区の津波対策インフラ(防潮水門)に省合金二相ステンレス鋼が連続採用されたと発表した。いずれも既存水門を大型化する更新工事向けで、高強度による軽量化効果があり、高耐食でコストパフォーマンスも高い省合金二相鋼が採用された。

省合金二相ステンレス鋼が採用された岩手県久慈市の小袖漁港水門

岩手県久慈市の小袖漁港水門工事にNSSC2120が約20トン、東北地方整備局・北上下流河川事務所の月浜第二水門機械設備工事にSUS323Lが約90トン、同じく釜谷水門機械設備工事に同323Lが約60トン採用された。

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