DeNAラミレス監督「12残塁」に苦言も高崎&若手評価、ドラ9佐野もアピール

11日のオープン戦。大味な乱打戦で15安打で9点を奪いながらロッテに打ち負けたDeNAラミレス監督は、中継ぎの高崎と若手を評価した。

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

佐野は6試合連続安打

 11日のオープン戦。大味な乱打戦で15安打で9点を奪いながらロッテに打ち負けたDeNAラミレス監督は、中継ぎの高崎と若手を評価した。

 5日の楽天戦で5回1安打、実戦3試合で9回2安打無失点と結果を出してきた新外国人のウィーランドは9失点の乱調だったが、2番手の高崎は5回に2三振を奪って3者凡退に仕留める好投。ラミレス監督も「リリーフは全体的に見ればよかった」と評価した。

 一方、「9点は取ったが12残塁はよくなかった」と効率の悪い攻撃には苦言を呈したが、1番の桑原は4回の2ランを含む3安打で、2番の田中も初回、2回と連打。WBCが終われば侍の4番・筒香も帰ってくる。7回には売り出し中のドラフト9位佐野がロッテのドラフト2位酒居の143キロストレートを中前に弾き返して6試合連続安打と結果を出し続けた。「若い選手がよかったね」とラミレス監督は新戦力の底上げに手応えを感じている様子だ。

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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