上地氏「ハートある」 横須賀市長選で自民・小泉氏

 自民党の小泉進次郎氏(衆院11区)は25日、6月の横須賀市長選へ地元市議団などが擁立を決めた市議の上地克明氏(63)について、「ハートがあり、政治にいろんな立場で身を置いてきた方。(出馬については)さまざまな思いがあってのことだと思う」と述べた。市内で開いた活動報告会後、記者団に答えた。

 上地氏は、故田川誠一元自治相の秘書を務めるなど、小泉氏の父純一郎元首相の中選挙区時代のライバル側に身を置いてきた。現在も無会派で活動するが、小泉氏は「会派の問題ではないだろう。全国を見ても、時代は組織や政党より個人」と述べ、支援する場合の障壁にはならないとの見方を示した。

 一方、吉田雄人市長が自身の名刺裏面に観光船の割引サービスを記載していた問題については、「7年前から指摘されていて、それで(使用を)やめない。今回、報道されなければやめなかったのか」などと述べた。

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