森友問題「真偽見極めを」 小泉氏

 自民党の小泉進次郎氏(衆院11区)は25日、大阪府の学校法人「森友学園」を巡る一連の問題について「何が本当かうそか、見極める力が政治家もメディアも(国民)一人一人も求められている」と語った。横須賀市内で開いた活動報告会の後、取材に応じた。

 小泉氏は「トランプ米大統領が生まれてから、フェイク(偽の)ニュースやオルタナティブ・ファクト(もう一つの事実)と言われるようになった」とした上で、「森友学園のさまざまな報道を見ていると、アメリカ発のフェイクニュースとかが日本に輸入されてきた気がする」とも述べた。

 与野党が全面対立して解決の見通しが立たないが、小泉氏は「法的に白か黒かという問題ではなくなってきていて、どうしたら区切りがつくのかすごく難しい。(証人喚問で籠池泰典氏が)偽証罪覚悟でうそをついたのか、そうじゃないのか。本当に何が本当かうそか分からない」と話した。

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