新日鉄住金エンジ、九州で中高生向け研究応援プログラムの最終コンテスト=鞍手高校(福岡)が総合優勝

新日鉄住金エンジニアリング(社長・藤原真一氏)は25日、北九州市の北九州技術センターにおいて、中高生向け研究応援プログラム「(情熱・先端Mission―E)エコロジープラントプロジェクト」の最終コンテストを行い、福岡県立鞍手高校(福岡県直方市)が総合優勝を果たした。プログラムの実施は関東地区に次いで2回目で、九州では初めて。

総合優勝した「福岡県立鞍手高校のチーム」

 ミッションは「廃熱を使った、未来の工場を設計せよ~」で、PCを1つの工場に見立てて、中高生にアイデアを競ってもらった。コンテストでは、工場の機能を損なうことなく、廃熱を効率よく活用するエコロジープラントの設計・製作に加え、プレゼンテーションを審査対象にした。

 実証試験では(1)モデルカーに規定時間以内にどれだけの重さの物を、どれだけの距離運ぶことが出来たか(2)水に与えた熱量(2)コストーなどを競った。参加したのは上智福岡中学高等学校、西南学院高等学校、福岡県立鞍手高等学校、福岡舞鶴高等学校・福岡舞鶴誠和中学校の4チームの生徒21人。

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