不起訴に横須賀市議会議長 「残念」とコメント

 横須賀市議会の板橋衛議長は29日、地方自治法違反(偽証)の疑いで告発した吉田雄人市長ら3人が28日付で不起訴処分になったことについて、「厳正な審査のうえ判断されたものと考えているが、残念に思う」とのコメントを発表した。

 市議会は昨年10月の本会議で、同法100条に基づく調査委員会(百条委)で虚偽の証言をしたとして、3人の告発を議決。11月に横浜地検横須賀支部へ告発状を提出し、受理されていた。

 地検は不起訴の理由を明らかにしていないが、吉田市長は29日の定例会見で、「(市議8人からの告発を含む)いずれの案件についても、告発には当たらないと主張してきた。起訴猶予というものではないと思っている」と述べた。

 

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