2月の溶融亜鉛めっき鋼板輸入、2カ月ぶり減の2万6000トン

財務省によると、2月の溶融亜鉛めっき鋼板(GI)輸入は前年同月比34・4%減の2万6223トンとなった。前年割れは2カ月ぶり。平均単価(CIF価格)はトン7万2400円で前月比1400円上昇、5カ月連続高となった。1~2月累計では前年同期比14・6%減の5万9573トン。

 主要3カ国では、韓国が前年同月比25・2%減の1万3291トンで平均単価は7万3400円、前月比3500円高。中国が同51%減の7434トンと半減し、平均単価は6万6900円、前月比200円上昇。台湾が同22%減の5450トンで、平均単価は6万9700円、前月比1800円下落した。

 入着税関別では、千葉が1万1348トン(中国は4270トンで平均単価は6万6700円、韓国は3857トンで同6万6400円、台湾は3221トンで同6万9100円)、大阪が7020トン(中国は3154トンで同6万6500円、韓国は2188トンで同6万7800円、台湾は1678トンで同6万7500円)、堺が韓国のみで2276トン(同7万円)と多数を占めた。

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