今季初登板に挑むハム斎藤佑、2季ぶり白星へ“追い風”のデータとは

日本ハムの斎藤佑樹投手が6日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)で今季初登板初先発する。568日ぶりの勝ち星を目指すマウンドとなる。

日本ハム・斎藤佑樹【写真:田口有史】

6日ロッテ戦で今季初先発マウンドへ

 日本ハムの斎藤佑樹投手が6日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)で今季初登板初先発する。568日ぶりの勝ち星を目指すマウンドとなる。

 昨季3年ぶりに勝ち星なしに終わった斎藤にとっては、これ以上ない“追い風”が吹くマウンドとなる。前回勝利を挙げた15年9月16日はQVCマリンフィールド(現ZOZOマリンスタジアム)でのロッテ戦。6回6安打1失点で785日ぶりの勝利をつかんだ14年7月31日もマリンスタジアムで白星をつかんでいる。

 10メートル近い強風が吹くこともあるが、早実、早大と全国制覇した卓越した対応力、風でボールを動かして打ち取る投球術を持つ右腕には相性抜群のようだ。11年のプロ入り以来負けなしで、14年以降の3年間で挙げた3勝のうち2勝がマリンスタジアム。2年ぶりの白星は十分に期待できそうだ。

これまでのZOZOマリンでの成績は…

 チームは5日のロッテ戦で谷元、宮西ら昨季の日本一を支えた中継ぎ陣が崩れて4点差逆転負け。斎藤には1イニングでも長い投球が望まれる。自身の復活、先発ローテーションの死守はもちろん、開幕から今一つ乗り切れないチームを今季初の3連戦カード勝ち越しへ導きたいところだ。

 斎藤のプロ入り後のZOZOマリンでの成績は以下の通り。(11~16年まではQVCマリンフィールド)

11年:1試合0勝0敗、防御率3.60、5回、8安打、2失点
12年:1試合1勝、防御率2.57、7回、6安打、2失点
13年:登板なし
14年:1試合1勝、防御率1.50、6回、6安打、1失点
15年:2試合1勝0敗、防御率3.48、10回1/3、13安打、4失点
16年:登板なし

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