フロンターレが陸前高田を支援 8日の試合前に「餅まき」

 サッカーのJ1・川崎フロンターレは8日、ホームの等々力陸上競技場(川崎市中原区)にヴァンフォーレ甲府(午後2時開始)を迎える。試合前には東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市とのイベント「陸前高田ランド」が開かれ、復興支援の物産展や参加費を復興支援基金に寄付する「餅まき」が行われる。

 クラブは陸前高田市への支援を続け、教材の提供やサッカー教室などさまざまな形で交流し、おととしには友好協定を締結した。

 同市名産の蒸しカキ(500円)やカキの吸い物(400円)、同市産のコメ「たかたのゆめ」を使ったおにぎり(200円〜)などが販売されるほか、昨年初めて開催し好評だった「餅まき」も企画。午前10時40分〜午後0時55分の間の計4回、200人ずつを集め、同市の戸羽太市長らが紅白の餅を投げる。カキの詰め合わせなど景品と交換できる「当たり」もある。参加費100円は全額寄付される。

 同クラブの広報担当者は「今回は初めて試合後も開催する。試合とともに被災地も応援してほしい」と話している。イベントは入場無料。午前10時〜午後1時半、試合終了後〜午後6時。問い合わせは、フロンターレ電話(0570)000565。

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