ISSF、5月に東京総会 伊藤NSSC社長が会長に

ISSF(国際ステンレス鋼フォーラム)は5月18日、東京・丸の内のシャングリ・ラホテル東京で第21回年次総会を開催する。総会と理事会でオウトクンプのローランド・バーンCEOに代わり、伊藤仁新日鉄住金ステンレス(NSSC)社長が会長に選出される予定だ。

 18日は表彰式、オープンパネルセッションも開催し、日本側からは石川泰生氏(住友金属鉱山金属事業本部ニッケル営業・原料部フェロニッケル担当課長)が日本のニッケル市場、北井義久氏(日鉄住金総研チーフエコノミスト)がアジア経済情勢、山口敦氏(SMBC日興証券株式調査部シニアアナリスト)がアジアのステンレス産業について講演する。

 15日のSSDA(ステンレス需要開発団体)会合を皮切りに各委員会会合などを開催し、19日のプラントツアーで全日程を終了する。17日のカンファレンスディナーは八芳園・白鳳館で行う。

 ISSFでは会長在任期間の前後1年は副会長を務める慣例がある。伊藤氏は今回の会長就任含みで昨年総会において副会長に選出された。日本関係者でISSF会長を務めるのは日新製鋼の田中實氏、小野俊彦氏に次ぎ3人目となる。

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