落語と交流楽しんで 難病患者と家族が30日、横浜で集い

 難病患者やその家族に笑いを−。NPO法人県難病団体連絡協議会は30日午後1時から、難病患者と家族を対象にした落語会と難病患者・家族交流会を横浜市神奈川区で行う。

 同法人によると、県内にはパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などで、約6万5千人が難病患者として登録されている。今回、同法人として初めて、病気ごとの垣根を越えた集いを企画した。同法人理事長の湯川興さんは、「患者同士が病気ごとに異なる悩みを語り合い、家族が介護の悩みを共有してほしい」と言う。

 交流会の前には、川崎市幸区で主に活動するアマチュアの清流亭いしあたまさん一門が、落語を披露する。

 会場はかながわ県民センター305会議室。定員45人(先着順)。申し込みは、同法人電話045(651)0258(月・火・木曜日午前10時〜午後5時まで)。

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