豪BMA、炭鉱結ぶベルコンライン新設

三菱商事と豪英系資源大手BHPビリトンが50%ずつ権益を持つオーストラリア・クイーンズランド(QLD)州の原料炭合弁事業BMA(BHPビリトン・ミツビシ・アライアンス)は21日、運営する炭鉱間を結ぶコンベアシステムを新設すると発表した。投資額は2億400万ドル(約220億円)。

 新設するのは、2014年に開山したキャバルリッジ炭鉱と主力のピークダウン炭鉱を結ぶ総延長11キロメートルのベルトコンベアライン。今年央に着工、18カ月程度で完成する見通し。両炭鉱をコンベアで結ぶことで、炭鉱操業の効率化や増産が可能になる。

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