「一審判決は量刑判断を誤り、無期懲役刑を選択した点において重きに過ぎる」-。宮崎市で女性を殺害し、遺体を切断したなどとして殺人、死体損壊・遺棄などの罪に問われた東（あずま）竜二被告（３１）の控訴審判決。一審の裁判員裁判で市民らが導き出した結論は、裁判官だけによる審理で覆った。「真摯（しんし）に向き合って判断した裁判員の方々の苦労は何だったのか」。被害者遺族は苦しい胸の内を明かした。
「裁判員苦労何だった」 宮崎市女性殺害一審破棄
- Published
- 2017/04/28 06:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 12:03 (JST)
