「らしさ」感じる名品など認定式

 海老名市は27日、公募した市内の名店・名産品の認定式を行った。市民投票、審査を経て選出された各10店舗、10商品の関係者が出席した。

 市によると、認定制度は市内で販売されている商品のブランド力向上などを目的に創設。昨年12月に名店部門に17店、名産品部門に12店の応募があり、1〜2月の市民投票の結果、専門家らからなる選考委員会の推薦で決定した。

 名産品は特産のイチゴを素材にした洋和菓子やジャムのほか、地酒、江戸独(こ)楽(ま)など。名店は地場野菜を使った料理店やそば店、老舗の家具店など。いずれも海老名らしさを感じさせる商品が選ばれた。

 認定された名産品・名店には特製ステッカーを配布。ガイドブックを作製して店舗を巡るバスツアーも予定している。認定作業は本年度も継続、増やしていくという。

 式典で内野優市長は「自慢の店や商品をどんどんPRして元気でにぎわいのある海老名にしていきたい」とあいさつした。

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