キタイワトビペンギン赤ちゃんすくすく 京急油壺マリンパーク

 京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代)で、キタイワトビペンギンの赤ちゃんが5羽生まれ、元気に育っている。ピヨピヨと鳴いて餌をねだる愛くるしい姿が、来場者の目を和ませている。

 同パークによると、キタイワトビペンギンは例年2月ごろに繁殖シーズンを迎え、今年は3月上旬から中旬にかけて卵を産んだ。1羽しか育てない習性があるため、2つ産んだペアの卵の一つを別のペアに預け、ふ化したヒナはそれぞれのペアが育てている。

 今月中旬に相次いで誕生したヒナは現在体長約10センチ。親から餌をねだる際などに巣台から顔をのぞかせる。同パークは「羽が生え替わる夏前までは、ふわふわの産毛に包まれている。このタイミングで見に来てほしい」と話している。

 開館時間や入館料などの問い合わせは、同パーク電話046(880)0152。

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