JMU、発足後初のフェリー引き渡し=商船三井向け

 造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は、発足後初となるフェリーを商船三井フェリーへ引き渡した。今月13日に大洗・苫小牧航路に就航する。

発足後初となるフェリー

 同船はこれまで就航していた「さんふらわあ・ふらの」の後継船。横浜事業所磯子工場で建造したもので、4月27日に引渡式を行った。全長は199・7メートル、幅27・2メートル、速度24ノット、約1万4千総トンで、旅客590人、大型トラック190台、乗用車100台を運ぶことができる。

 JMUは商船三井グループから計4隻のフェリーを受注しており、来年度までに建造、引き渡す予定。

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