気象庁は4日、向こう1か月の天候の予想を発表した。日本列島は高気圧に覆われやすく、全国的に平年と比べて晴れの日が多くなる見通し。沖縄・奄美では今月中旬以降、梅雨前線が停滞するとみられ、梅雨入りの時期は例年よりも遅れる可能性がある。
4日は北海道で30℃以上の真夏日となるなど全国的に気温が高くなった。今月末にかけても、暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温の高い状態が続きそうだ。
また、あわせて気象庁は九州北部地方(山口県を含む)、山陰(鳥取県・島根県)、近畿日本海側(京都府・兵庫県・滋賀県)、そして北陸に異常天候早期警戒情報を発表した。来週11日頃からの約1週間、気温が平年と比べかなり高くなる可能性が高く、農作物の管理や暑さによる熱中症に注意が必要だ。