3日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、1軍デビューを果たしたDeNAのドラフト2位ルーキー、水野滉也投手が4日に出場選手登録を抹消された。
水野は5回途中3失点で2軍落ち、開幕ローテはクラインと石田だったが…
3日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、1軍デビューを果たしたDeNAのドラフト2位ルーキー、水野滉也投手が4日に出場選手登録を抹消された。
サイドスロー右腕で鋭いスライダーとシンカー系の落ちる球を武器に、入団前から先発ローテの一角として期待されていた存在。待望の1軍初登板は5回途中3失点での降板となり、試合後にラミレス監督が2軍行きを明言していた。
水野の降格で新たな注目となるのが、空いた先発ローテのスポットだ。水野までの直近のローテの順番を逆算すると濱口、久保、今永、ウィーランド、井納となっている。開幕ローテの投手を当てはめるのであれば、クラインか石田になる。
三嶋、熊原、平良らも候補だが…
だが、両選手ともに現在は2軍で調整中。左肘の違和感で離脱している石田は深刻な問題ではないようではあるが、1軍復帰は未定。クラインを上げる場合は外国人枠の問題もあり、現状の戦力でいけばエリアンを下げる必要がある。
2軍から昇格させる場合は三嶋がローテを守っており、ここまで5試合で2勝2敗、防御率3.09の成績を残している。その他の候補として、熊原はここまでの登板は2試合のみ。新加入の平良は4試合に登板しているが防御率は4.91と数字はふるわない。
開幕前は先発陣が豊富とされていたDeNAだが、チームの勝ち頭は4日の巨人戦(東京ドーム)で勝利投手となったウィーランドに、クライン、濱口、クローザーのパットンで、しかもまだ2勝というのが現状だ。先発陣の奮起が反抗の5月への鍵となる。