大洋商事のタイ現地法人、サイアム大洋商事(本社・バンコク市、社長・北信一大洋商事社長)はレムチャバン港の近隣に事務所を開設し、5月1日から乙仲業務(通関業務)を開始した。自社の輸出入に関わる通関業務を行うだけでなく、他社からの受託にも力を入れていく。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/234128906214163961/origin_1.jpg)
サイアム大洋商事は2012年設立の合弁販社で、特殊鋼・加工品、鋳鍛造品、金属粉末などの輸出入を行なっている。通関業務はこれまで外部委託してきたが、女性社員のアパソーン・モンコルフォンさん(ニックネームはティックさん)が通関士の資格を取得したのを機に、社内に取り込むことにした。
タイの日本法人などが通関業務を外部に委託するケースは多いため、他社からの業務委託にも積極的に取り組んでいく。