プロ野球は開幕から1か月以上が経過し、第6週目を終えた。セ・リーグでは球団史上初の9点差を逆転した試合も含め、阪神が5勝1敗と好調で首位に立っている。逆に中日は1勝と不振。ここでセの第6週の成績と投打5傑を振り返ってみたい。
第6週を終えたプロ野球、セで活躍光った選手は？
プロ野球は開幕から1か月以上が経過し、第6週目を終えた。セ・リーグでは球団史上初の9点差を逆転した試合も含め、阪神が5勝1敗と好調で首位に立っている。逆に中日は1勝と不振。ここでセの第6週の成績と投打5傑を振り返ってみたい。
【NPB第6週（5/1-5/6）のチーム成績、セ・リーグ】
阪神（6試合5勝1敗0分、勝率.833）
巨人（6試合4勝2敗0分、勝率.667）
広島（6試合3勝3敗0分、勝率.500）
DeNA（6試合3勝3敗0分、勝率.500）
ヤクルト（6試合2勝4敗0分、勝率.333）
中日（6試合1勝5敗0分、勝率.167）
【打者5傑】
○安打
1坂本勇人（巨）13
2安部友裕（広）12
3坂口智隆（ヤ）11
3雄平 （ヤ）11
5ビシエド（中）10
○本塁打
1坂本勇人（巨）3
1ゲレーロ（中）3
3ビシエド（中）2
3山田哲人（ヤ）2
3丸佳浩（広）2
3エルドレッド（広）2
3梶谷隆幸（De）2
○打点
1梅野隆太郎（神）8
1鳥谷敬（神）8
3ゲレーロ（中）7
4ビシエド（中）6
4エルドレッド（広）6
4梶谷隆幸（De）6
4福留孝介（神）6
○盗塁
1田中広輔（広）3
2坂本勇人（巨）2
2安部友裕（広）2
2中井大介（巨）2
5盗塁1 13人
○打率(規定打席以上)
1坂本勇人（巨）.619
2ビシエド（中）.500
3安部友裕（広）.462
4雄平（ヤ）.440
5梅野隆太郎（神）.421
○RC（Run Create）打者の総合指標安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1坂本勇人（巨）12.39
2ビシエド（中）7.50
3丸佳浩（広）7.49
4山田哲人（ヤ）6.67
5雄平（ヤ）6.66
巨人・坂本が打率6割を超える大当たり。本塁打も3本放っている。阪神では打率1割台だった捕手の梅野が広島戦で爆発。8打点はチームメイトの鳥谷とともにトップタイだ。
投手は…
【投手5傑】
○勝利
1中村祐太（広）1
1野村祐輔（広）1
1ブレイシア（広）1
1大竹寛（巨）1
1菅野智之（巨）1
1田口麗斗（巨）1
1マイコラス（巨）1
1井納翔一（De）1
1ウィーランド（De）1
1砂田毅樹（De）1
1岩崎優（神）1
1岩貞祐太（神）1
1高橋聡文（神）1
1能見篤史（神）1
1藤浪晋太郎（神）1
1ブキャナン（ヤ）1
1星知弥（ヤ）1
1ジョーダン（中）1
○セーブ
1今村猛（広）2
1カミネロ（巨）2
1ドリス（神）2
4パットン（De）1
4秋吉亮（ヤ）1
○ホールド
1マシソン（巨）3
2中田廉（広）2
2三上朋也（De）2
2山﨑康晃（De）2
2桑原謙太朗（神）2
2石山泰稚（ヤ）2
○奪三振
1大竹寛（巨）9
1菅野智之（巨）9
3能見篤史（神）8
3今永昇太（De）8
3濵口遥大（De）8
3メッセンジャー（神）8
3小川泰弘（ヤ）8
○防御率（規定投球回数以上）
1菅野智之（巨）0.00
1ジョーダン（中）0.00
3井納翔一（De）1.00
4藤浪晋太郎（神）1.23
5田口麗斗（巨）1.29
5マイコラス（巨）1.29
5ブキャナン（ヤ）1.29
○PR（PitchingRun）投手の総合指標：（リーグ平均防御率-投手の防御率）×投球回で算出
1菅野智之（巨）38.15
2ジョーダン（中）29.67
3井納翔一（De）29.15
4能見篤史（神）24.02
5藤浪晋太郎（神）22.09
リーグ防御率は4.24と打高投低の中、巨人の菅野は3試合連続完封をマークした。中日のジョーダンは7回零封、DeNA井納は9回完投自責点1。救援では広島の今村、巨人カミネロ、阪神ドリスが2セーブ。巨人マシソンが3ホールドを挙げている。
広尾晃●文 text by Koh Hiroo
