関係発展に意欲 リトアニア外相、黒岩知事らと会談

 2020年東京五輪の事前キャンプ地を平塚を中心とする神奈川県内に決めた北欧・リトアニア共和国のリナス・リンケビチュス外相が9日、県庁を訪れ、黒岩祐治知事と会談した。

 知事は「最大限のおもてなしの精神をもってお迎えしたい」とあいさつ。外相は「日本との関係はさまざまな分野で急速に発展している。全てのレベルで姉妹都市のような関係を築きたい」と述べた。

 会談にはリトアニアのIT企業経営者らのほか、平塚市の落合克宏市長も同席。市長は受け入れ態勢を整える実行委員会を立ち上げたことに触れ、「市民みんなでスポーツ、文化、教育、経済の受け入れ態勢をしっかりとつくりたい」と述べた。

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