バレエで「ドラクエ」 ゲームの世界表現 13、14日昭和音大

 人気ゲームを題材にしたバレエ公演「ドラゴンクエスト」(全2幕)が13、14の両日、川崎市麻生区の昭和音楽大学のホールで開かれる。「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2017」の一環で、スターダンサーズ・バレエ団が披露する。

 すぎやまこういちさん作曲のおなじみの音楽をオーケストラが奏で、ゲームの世界観をクラシック・バレエで表現した同バレエ団オリジナルの舞台。魔王にとらわれた王女を助けるために仲間を集める「白の勇者」の冒険を描いている。

 1995年に初演し、演出はバレエ団常任振付家の鈴木稔さん。今回は世界的なデザイナーのディック・バードさんが衣装や舞台装置を一新する。出演は、渡辺恭子さんら。同バレエ団は「アルテリッカでは初めての公演。バレエファンでなくても、子どもから大人まで楽しめる内容」と来場を呼び掛けている。

 チケットは大人3500〜9500円、子ども2千〜6千円。問い合わせは、同バレエ団電話03(3401)2293。

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