相鉄線がオーバーラン

 10日午前7時55分ごろ、横浜市西区西平沼町の平沼橋駅で、相鉄線の湘南台発横浜行き上り普通電車が約10メートルオーバーランするトラブルがあった。

 相模鉄道によると、同電車の男性運転士(26)が同駅に差し掛かった際、普通電車であることを一時的に失念。その後、非常ブレーキをかけ急停車した。

 当時は朝の通勤通学ラッシュの時間帯で、後続電車と接触する恐れがあったため、乗客を降ろさずそのまま次の横浜駅まで運行した。

 平沼橋駅で乗降車予定だったとみられる計約90人に影響。同電車の横浜駅への到着が約4分、上下線計4本が最大約7分それぞれ遅れた。

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