踏切遮断19分短縮 相鉄線高架化

 横浜市は11日までに、3月5日に高架化された相鉄線星川−天王町駅間の整備効果を発表した。高架区間内の踏切の遮断時間が平均で19分短くなり、「想定範囲内の効果が出ている」(市担当者)としている。

 市などによると、高架前の1999年の調査結果と比較。6カ所の踏切遮断時間の最大値が49分から30分となり、19分(39%)短縮された。踏切を通る車の渋滞の長さも平均で275メートルから90メートルと短くなった。

 来年秋には上り線も高架化される予定。相模鉄道は「利用客からも踏切の遮断時間が減ったという声をもらった。引き続き鋭意工事を進めていきたい」としている。

 

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