バット投げでまたも波紋、“懲りない男”に批判の声「最も嫌われている選手」

ブルージェイズのホセ・バティスタ外野手が17日(日本時間18日)の敵地ブレーブス戦で見せた“バットフリップ”が波紋を呼んでいる。

ブルージェイズのホセ・バティスタ【写真:Getty Images】

バティスタがまたも相手の怒りを買う行為

 ブルージェイズのホセ・バティスタ外野手が17日(日本時間18日)の敵地ブレーブス戦で見せた“バットフリップ”が波紋を呼んでいる。

 3-8と5点を追う8回1死走者なしでブルージェイズの3番打者はレフトスタンドに豪快なソロホームランをマーク。直後、バットを放り投げるパフォーマンスを見せ、これが相手チームの怒りを誘った。

 ダイヤモンドを周る途中で、一塁のピーターソンから批判の声を浴びると、ホームではカート・スズキ捕手に詰め寄られるなどあわや乱闘寸前に。これは米メディアも取り上げるなど現地で波紋を呼んだ。

 ドミニカ共和国出身の強打者は2015年のプレーオフ地区シリーズ、レンジャーズ戦の第5戦でも決勝3ランを放った直後に豪快にバットを放り投げ、大きな話題となった。遺恨を残した両軍は翌16年に大乱闘騒ぎを起こし、二塁へのスライディングでレンジャーズ・オドルの怒りを買ったバティスタも同選手に右ストレートを食らうなどしていた。

【次ページ】再び見せたバット投げで「MLBで最も嫌われている選手であることを証明」!?

再び見せたバット投げで「MLBで最も嫌われている選手であることを証明」!?

 今回、本塁打を被弾した上にバットフリップのパフォーマンスを見せつけられたブレーブス左腕オフラーティも怒り心頭の様子で、地元テレビ局「スポーツネット」電子版によると、「去年のことがあったのに、彼がまだ喧嘩しようとしたことに驚いた」と語ったという。

 また、同メディアはバティスタが「ベンチが空になったのはカートと自分の話している内容への誤解だと思う。(フラストレーションとは)関係ない。でも、間違いなく、あの場面ではふさわしいものではなかったね」と弁明したことをレポート。本人は「我々の闘争心が悪いタイミングでぶつかり合ってしまった」と反省の色も見せているという。

“お騒がせ男”が再び見せたパフォーマンスに、ESPNも「本当か嘘か。ホセ・バティスタの最新のバットフリップが彼が依然としてMLBで最も嫌われている選手であることを証明した」と特集で伝えている。

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