日本ハムが19日の本拠地オリックス戦で7-2と勝利し、連敗を2で止めた。先発の浦野が5回7安打無失点で3勝目。またこの日1軍昇格を果たした杉谷が「2番・二塁」でスタメン出場し4打数2安打と勝利に貢献した。中田も先制二塁打を含む2安打1打点、大田も自己最多の5号3ランと存在感を放った。
1軍昇格の杉谷はいきなり2安打、栗山監督「よく頑張りました」
日本ハムが19日の本拠地オリックス戦で7-2と勝利し、連敗を2で止めた。先発の浦野が5回7安打無失点で3勝目。またこの日1軍昇格を果たした杉谷が「2番・二塁」でスタメン出場し4打数2安打と勝利に貢献した。中田も先制二塁打を含む2安打1打点、大田も自己最多の5号3ランと存在感を放った。
試合後、栗山英樹監督はバックスクリーン右に貴重な3ランを運んだ大田を称賛。「あれが入るというのは本当に魅力的」と語った。
以下が栗山監督の主な一問一答。
――5点差をつけての勝利。
「まだ課題が出ているので、しっかりやっていきます」
――杉谷選手を先発起用した狙いについて。
「狙いはあんな感じです。よく頑張りました。今日に関しては」
――打席で元気な姿を見せていたが。
「そうですね。見た目は元気そうでしたね」
3ランの大田を称賛、「あれが入るというのは本当に魅力的」
――大田選手が見どころのある3ラン。
「そうですね。あれが入るというのは本当に魅力的だと思うし、こっちはどういう方向で進めば、あいつらしく一番数字が残るのか、しっかりこれからも考えていきたい」
――浦野投手が粘り強い投球を見せた。
「今日は正直あまり良くなかったけれど、それでもやっぱり粘りながらね。浦野らしいし、素晴らしいし。浦野の思いとかテンポの良さとか投げっぷりが点数を呼び込んだ」
――早めの継投だった。
「去年あれだけ苦しんだピッチャーが3回目の登板なので、なるべく球数を少なくと思っていた」
――最後は高梨投手が締めたが、この起用の意図は?
「まあ、いろんなことを考えています」
――カードの頭をとって、明日からの意気込みを。
「カードの頭とかそういうことじゃなくて、今の状況で残り試合を考えて、交流戦前に目一杯いくしかないので。明日のことだけ考えて必死にやります」
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa