差広げるか、逆転許すか―5位DeNAが最下位中日と3連戦、注目ポイントは?

DeNAは23日から本拠地で中日との3連戦を迎える。

DeNA・濱口遥大【写真:荒川祐史】

DeNAが23日から本拠地で中日と3連戦へ

 DeNAは23日から本拠地で中日との3連戦を迎える。

 現在、5位のDeNAと6位の中日との差は2ゲームしかない。3連戦の結果次第では順位が入れ替わる。DeNAとしてはホームで戦えるだけに少しでも差を広げておきたいところだ。

 初戦の先発はドラフト1位ルーキーの濱口。4月は無敗の2勝と勢いがあったが、5月は勝ち星なしの3敗。勝負どころでの痛打が課題で、プロ初勝利を挙げた相手に復活の投球を見せられるか。6連戦の初戦を任されているだけに、持ち前のスタミナで長いイニングも期待される。

 中6日のローテーションでいくと、24日は好調を維持するウィーランドが予想されるが、注目は25日の先発要員だ。先週まではプロ4年目の平良が入っていたが、前回登板の18日の広島戦では2回7安打6失点の背信投球で2軍落ち。スポットは空いている。

 2軍から呼ぶ場合、先発要員としては日程的に熊原、久保、三嶋の3人が候補となりそうだ。直近の登板内容からすれば、17日の日本ハム戦で7回2安打、無失点だった熊原が最もいい数字を残している。現有戦力でいけば中5日で井納も可能だが、“昇格組”の先発が現実的か。

 また、股関節の違和感で4試合連続で欠場している筒香の状態も心配される。上位浮上には欠かせぬ存在だけに、1日でも早い復帰が待たれる。

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