JR川崎駅の「中央北改札」、先行して供用開始へ 当初予定より前倒し

 川崎市とJR東日本横浜支社は25日、JR川崎駅の北口自由通路整備事業に伴い、既存の東西自由通路側に整備中だった「中央北改札」を6月18日に先行して供用開始すると発表した。工期短縮が図られ、当初の開業予定の7月より前倒しした。

 北口自由通路は、東西自由通路の混雑緩和を目的に同駅の東京方面側に新たな自由通路と、中央北改札と北改札を設ける事業。工事費の約190億円はJRが96億円、市は94億円を負担し、通路は来年3月ごろに供用を開始する予定。

 先行して供用を始める中央北改札には改札機8台、券売機7台を設置。東海道線、京浜東北線、南武線の各ホームから新改札のコンコースに上がるエスカレーターなども設ける。

 また両者は中央北改札の供用開始以降に用いる通路の新名称も決定。東西自由通路は「中央通路」、北口自由通路は「北口通路」とした。

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