山陽新幹線車内で放火未遂、男を逮捕 負傷者はなし(5/26)

JR西日本などによると、26日11:00過ぎ、山陽新幹線相生~岡山駅間を走行中の「みずほ615号」車内で、70代とみられる男が座席の上に置いた雑誌に火をつけました。周囲の乗客などが消火し、負傷者はいない模様です。男は岡山駅で放火未遂容疑で逮捕されています。この影響で、みずほ615号は岡山~博多駅間で運転を取りやめたほか、山陽新幹線の一部下り列車に15分程度の遅れが出ています。

なお2015年6月30日11:30頃、東海道新幹線新横浜~小田原駅間走行中の「のぞみ225号」1号車で70代の男がガソリンをかぶり焼身自殺する事件が発生、大量の煙が発生するなどして50代女性が亡くなったほか、乗客乗員28人が重軽傷を負っています。

【状況】〔NHK・毎日など〕
・列車は新大阪10:20発鹿児島中央行「みずほ615号」 1号車で岡山駅到着直前、70代の男が座席の上に置いた雑誌に火をつけた
・岡山駅到着後、乗客によって非常ボタンが押され、駆けつけた乗務員が消火確認
・男は駆けつけた岡山県警に、現住建造物等放火未遂容疑で現行犯逮捕され岡山中央署に 「岡山に着きそうになったので火をつけた」と話しているという
・列車は岡山~博多駅間で運転取りやめ、乗客は後続の列車に乗換 車両は岡山市内の車両基地に移動され現場検証へ

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