30日から始まる交流戦で、DeNAは昨季の日本一チーム、日本ハムと敵地・札幌ドームで対戦する。昨年の対戦では0勝3敗。今年3月のオープン戦でも1勝2敗とやられている相手だ。
過去に苦戦の交流戦でAクラス浮上狙う、“開幕投手”はドラ1濱口
30日から始まる交流戦で、DeNAは昨季の日本一チーム、日本ハムと敵地・札幌ドームで対戦する。昨年の対戦では0勝3敗。今年3月のオープン戦でも1勝2敗とやられている相手だ。
現在、3位・巨人に0.5ゲーム差の4位におり、交流戦でのAクラス浮上を狙うDeNAにとってはいきなりタフなカードとなりそうだ。
ラミレス監督はカードの初戦を重要視しており、30日に先発するドラフト1位ルーキー、濱口(神奈川大)が浮沈の鍵を握る。4月は4戦2勝と結果を残したが、5月は4試合に先発して3敗とプロの壁にぶつかっている。5月のラスト登板で好転へのきっかけをつかみたいところだ。
3月14日のオープン戦で日本ハム相手に先発し、5回3安打ながらも4四死球が絡んで2失点。このときは現在、打率4割超えでリーグの首位打者に君臨している近藤に適時打を許している。
昨年は7勝11敗の9位、2年目ラミレス監督の采配はいかに?
今カードでは2年目右腕の熊原も先発する。前回は今季初登板で白星を手にしたが、打線に援護に恵まれた感が強く、5回7安打、5失点という内容。首脳陣の信頼を得るためにも、しっかりと試合を作らなければ、先発ローテ残留は約束されないだろう。
打者では侍ジャパンで共闘したDeNA・筒香と日本ハム・中田の主砲対決にも注目が集まる。
DeNAの昨季の交流戦は、1勝2敗だった西武を除くとロッテとオリックスに3連勝したが、日本ハムをはじめソフトバンク、楽天に3連敗と、極端な結果に終わっている。通算では7勝11敗の9位に終わった。チームとして例年、交流戦には苦戦を強いられている歴史がある。監督2年目のラミレス監督の采配やいかに――。