緑化フェアが閉幕 横浜、フェア旗を八王子市に引き継ぎ

 「第33回全国都市緑化よこはまフェア」が4日、閉幕した。閉会式が横浜市中区の大さん橋ホールで開かれ、「フェア旗」が今年9月から開催される東京都八王子市に引き継がれた。

 式典では横浜市消防音楽隊が「よこはまフェア」公式テーマソング・GReeeeNの「キミマツ」を生演奏し、続いて林文子市長があいさつ。「サクラ、チューリップ、バラを中心に色とりどりの花が競い合うように咲き誇り、街を見事に彩った。市民と一緒に自然を守る思いをフェアで確認した」と述べ、来場者数が5月末の速報値で560万人に達したことも紹介した。

 統括アドバイザーの白砂伸夫さん、広報親善大使の三上真史さん、シンボルキャラクター「ガーデンベア」作者もフェアを振り返った。

 横浜市中区の根岸森林公園では福島の東日本大震災復興支援への思いを込め、招かれた福島県飯舘村の児童と、市立山元小学校の児童が一緒に福島産のソメイヨシノの植樹を行った。

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