西日本で気温低く 梅雨前線活発で雨多い 気象庁1か月予報

6月8日発表の気象庁1か月予報。平均気温は西日本で平年並みか、低くなる見通し。出典=気象庁ホームページ

気象庁は8日、向こう1か月の天候の予想を発表した。
今週は九州から関東甲信地方にかけての広い範囲で梅雨入りとなった。今後しばらくは西日本を中心に梅雨前線の活動が活発になるとみられ、西日本の太平洋側と沖縄・奄美で雨量が平年より多くなる見通し。
また、天気がぐずつく影響で、西日本では気温が平年並みから低くなるとみられる。とくに九州南部では13日頃からの約1週間、気温が平年よりもかなり低くなる予想で、大雨に加えて、低温による農作物への影響に注意が必要だ。
来週は東日本でも梅雨空が続くため、気温が低くなりやすいとみられる。
一方、暖かい空気が流れ込む沖縄では気温の高い状態が続く見通し。

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