JFEエンジ、三重で太陽光発電所竣工

 JFEエンジニアリング(社長・大下元氏)は8日、三重県四日市市で太陽光発電所が竣工したと発表した。100%子会社のJFEテクノスが三重交通向けに建設を進めていたもので、大型バス専用車庫に太陽光発電が採用された。

三重県四日市市で太陽光発電所が竣工

 本施設は大型バス専用の屋根付駐車場を建設し、屋根全面に太陽光発電設備を設けた。発電能力は最大出力450kWで年間48万kWhの発電量(一般家庭約130世帯分の消費電力に相当)を見込む。

 発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により中部電力に全量売電される。同社グループは太陽光発電所をこれまで117件(出力規模363MW)建設しているほか8件(同38MW)を運営。メンテナンスは40件(同183MW)を手掛けるなど豊富な実績を持つ。三重交通向けには現在、さらに中勢と伊賀の2営業所向けに駐車場の建設を進めている。

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