台風2号発生 南シナ海を北上

11日午後3時の進路予想図

 11日(日)午後3時、南シナ海で台風2号が発生した。台風の発生は、4月26日に1号が発生して以来、およそ1ヶ月半ぶりのこととなる。台風の中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間におよそ20キロの速さで北上している。

 台風は今後も南シナ海を北上を続ける予想だが、次第に勢力を弱める見込み。13日(火)には、中国の華南で熱帯低気圧に変わる予想となっている。日本列島への直接の影響はないものの、北側に梅雨前線が停滞しているため、大雨のもととなる湿った空気の供給源となることも考えられる。台風、および台風から変わった熱帯低気圧の今後の動向に注意が必要だ。

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