義足「ダースベーダー」で戦う不屈のアスリート 藤田征樹選手(自転車)

リオデジャネイロパラリンピック(自転車・ロード 男子個人ロードタイムトライアル)で銀メダルを取った藤田選手の第一印象はとても物静かで知的な感じだった。両足が義足の藤田選手が出場するレースの三分の二は健常者のレース「格上の選手との戦いで結果を出すのはとても難しいです。だからこそ自分をどんどん成長させていくと思っているんです」現状に満足せず、どこまでも、どこまでも強く速くなろうと日々、黙々と練習を重ねている。そんな藤田選手がよく口にする言葉は「勝つ以外は負け」レースである以上、やっぱり表彰台の真ん中に立ちたいですから静かに話す言葉の中にも、負けず嫌いな一面が垣間見える。最後にレースでどんな所を見て欲しいですか?という質問をした所「黒光りした足」と言いながら笑う顔は子供の様な顔だった。


藤田征樹(フジタマサキ)

藤田征樹選手(自転車)

1985年1月17日生まれ 32才
北海道出身 日立建機所属

19歳の時に交通事故で両下脚を切断し、義足となる。北京パラリンピックはトラック競技で銀メダル2個、ロードで銅メダルを獲得。ロンドンパラリンピックではロード銅メダルを獲得。そして昨年のリオデジャネイロパラリンピックでは5種目の競技に出場し、ロードで見事、銀メダルを獲得した。

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