関東甲信 16日夜遅くまで大気不安定 激しい雷雨や低地の浸水に注意 都心でも激しい雨のおそれ

 関東甲信地方は上空の強い寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっている。
 
 特に関東北部では局地的に雨雲や雷雲が発達しており、昼過ぎには、宇都宮で直径2センチのひょうを観測した。

 午後5時現在も栃木県や埼玉県、茨城県中心に所々、雨雲がかかっており、雷を伴っている所もある。
 また、これらの雨雲はゆっくりと南東方向に進んでおり、このあと東京都心にもかかって激しい雨を降らせるおそれがある。

 関東甲信地方では、このあと夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続くため、激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょう、そして、激しい雨による河川の増水や低い土地の浸水にも併せて注意が必要だ。

16日午後4時50分の雨雲と雷の様子。出典=気象庁ホームページ

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