自主防災組織広がる 昨年、世帯カバー率80%

 災害時に地域を守る核となる「自主防災組織」。1995年の阪神大震災から注目を集め、県内でも全国同様に発足が進められてきた。組織にカバーされている世帯の割合(カバー率)は、昨年80%を記録。2006年と比べて23・8ポイント上昇した。県は18年度までに85%を目標に掲げるが、活動の中心を担う人材の不足や活動の乏しさなど問題も潜む。

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