文部科学省は26日までに、高知県沖から日向灘の南海トラフ西側海底で地震・津波観測システムの整備に乗り出す意向を固めた。2018年度の予算化を目指し、概算要求に盛り込みたい考え。東海-九州沖の太平洋海底にある南海トラフ沿いではマグニチュード(M)8~9級の巨大地震が想定されているが、西側海底は観測システムのない「空白地帯」。整備によって、より正確な地震速報、津波予測につながることが期待される。
日向灘に海底観測網 南海トラフ巨大地震備え
- Published
- 2017/06/27 08:11 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 12:20 (JST)