ラグビー女子日本代表、小田原で直前合宿 地元児童と交流も

 8日に城山陸上競技場(小田原市城山)で開催されるラグビー女子のアジア選手権第1戦、香港戦を控える日本代表候補選手30人が5日、同競技場で直前合宿に入った。練習前には市主催の歓迎セレモニーが行われ、地元の子どもたちとの交流も深めた。

 セレモニーでは、小田原ラグビースクールに所属する児童約10人が、木製メダルをプレゼント。曽我の梅干し5キロなど地場産品も贈られた。キャプテンを務める齋藤聖奈選手(25)は「香港戦を頑張るためにも、市民の皆さんの応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 式典後、選手たちは4月にリニューアルオープンした同競技場の芝の上で練習を開始。トレーニングは同競技場で6、7の両日も行われ、7日午後には、登録メンバー外の選手が市立新玉小学校の子どもたちとタグラグビーを通じて親睦を深める予定という。

 香港戦のキックオフは正午で入場無料。市はラグビー日本代表の合宿地の一つに選ばれている。

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