石油天然ガス・金属鉱物資源機構（ＪＯＧＭＥＣ）は１４日、神戸大学と資源・エネルギーに関する包括的な連携・協力の枠組みに関する基本協定を締結したと発表した。同分野における日本の学術および技術開発の発展につなげるのが目的。今後、共同研究や人材交流・養成、設備利用、情報交換などで協力していく考え。
同協定の締結により、ＪＯＧＭＥＣの有する資源エネルギー分野における探鉱開発、技術開発、市場・需給動向の調査分析などにかかる知見・ノウハウと、神戸大学の有する学術研究能力の有機的な活用・マッチングを通じて、日本の資源エネルギーの安定供給確保に寄与する事業を積極的に推進していく考え。
資源エネルギーをめぐる世界情勢が著しく変化し、日本への安定供給が従来以上に重要課題となる中、資源・エネルギー分野での研究・開発の促進、技術者の確保・育成が不可欠となっている。
