九州北部で梅雨明け 昨年より2日遅く

20日午前11時の気象衛星画像。

 福岡管区気象台は20日午前、九州北部地方(山口県を含む)が7月20日ごろに梅雨明けしたとみられると発表した。平年よりも1日遅く、昨年よりも2日遅い梅雨明け。
 同地方は先月6日に平年より1日遅く梅雨入りし、梅雨の日数は平年と同じ44日だった。

 九州北部では今月5日から6日にかけて、福岡県朝倉市や大分県日田市を中心に記録的な豪雨に見舞われ、甚大な被害が発生した。また、今月4日には台風3号が長崎県に上陸した。
 同気象台によると、この先しばらくは太平洋高気圧に覆われて晴れて暑い日が多い見込み。ただ、しばらくは湿った空気の影響を受けて、局地的に雨雲が発達しやすいとみられ、今後も雨の降り方には注意が必要だ。

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