来月にかけて全国で暑さ厳しく、雨量も多い 気象庁1か月予報

7月20日発表の気象庁1か月予報。7月22日から8月21日にかけての平均気温は全国で平年より高くなる見通し。出典=気象庁ホームページ

気象庁は20日、向こう1か月の天候の予想を発表した。全国的に暖かい空気に覆われやすく、来月中旬にかけても気温の高い状態が続く見通し。さらに、来週25日頃からは九州と沖縄・奄美で平年をかなり上回る気温が予想されている。厳しい暑さが続くため、熱中症や農作物の管理等に十分な注意が必要だ。

 20日は九州北部地方(山口県を含む)で平年より1日遅く梅雨が明けた。これで東日本と西日本の各地で梅雨明けとなったが、来週は北日本と北陸でくもりや雨の日が多くなる見通し。その後は関東甲信地方から西日本にかけての広い範囲で湿った空気の影響を受けて、晴れの日が少なくなり、雨量が多くなる可能性がある。

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