夏の風物詩、セミたちも本格始動。神奈川県大和市福田の公園では、羽化したばかりのアブラゼミが見られた。
同市では2002年度より「セミのぬけがら調査」を実施、17年度も子どもたちに好評な市民鑑定士の養成講習会が23日に開催され、夏休みの調査がスタートする。
16年度の調査報告書によると、市内に生息するセミは6種類で、最多は約8割を占めるアブラゼミ。13年度以降、南方系のクマゼミの抜け殻を発見し、地球温暖化の進行による定着も確認した。
通常、アブラゼミは数年間、幼虫期を地中で成長、7〜8月に出現する。市内の初鳴きは例年この時期という。