日本代表MF本田圭佑が移籍したメキシコ。3桁の背番号が許されるなど個性的なリーグとして知られている。
ここでは、『90min』による「メキシコリーグでのレア過ぎる背番号たち」を見てみよう。
FWボフォ・バウティスタ、『1番』
メキシコ代表としても活躍したストライカー。派手に髪型を変えるなど個性的な選手として人気を集めた。そして、背番号も特徴のひとつだった。
チバスでは背番号100を着けたほか、ハグアレス・チアパス時代にはFWなのに「1番」をつけた。
GKフェデリコ・ビラル、『3番』
もとはボカで育成されたアルゼンチン人GK。メキシコでリーグ最高のGKの1人として評価を上げ、マラドーナ監督時代のアルゼンチン代表に招集されたことも(出場はなし)。
ロングフィードを含めキックに優れ、フリーキックを蹴ったこともある。そんなビラルはCBだった父親への敬意を込めて、GKながら背番号3番を愛用。彼は40歳になった今年現役から引退したようだ。
FWオマール・ブラボ、『99番』
かつてデポルティーボ・ラ・コルーニャにも所属した小柄なメキシコ人ストライカー。チバス・グアダラハラの最多得点記録(リーグ戦)を持つレジェンドでもある。
背番号9を好むブラボだが、チバスに復帰した際にすでに他の選手が着けていたことから99番を選んだ。その理由は「後ろも前も9だから」。
なお、37歳になった今も現役!ディディエ・ドログバが選手兼オーナーを務める米3部のフェニックス・ライジングFCに所属しており、背番号はもちろん9番だ。
MFロナウジーニョ、『49番』
驚きのクラブ事情を持つケレタロへ移籍したロナウジーニョ。お馴染みの背番号10ではなく、49番を選んだのも驚きだった。
その理由は1949年生まれの母親に敬意を払うため。また、4と9を足した13という数字もブラジルでは縁起のいいものだとか。
GKホルヘ・カンポス、『9番』
メキシコ代表史上6位となる130試合に出場した守護神。GKとしては非常に小柄だったが、驚愕の身体能力を誇った。
また、FWとしてプレーしたことでも有名で、キャリア序盤を過ごしたプーマスではシーズン二桁ゴールを記録したことも。そんなレジェンドはGKながら9番を好んで着けた。