先日行われたテニスの全英オープン。
男子シングルスで優勝を果たしたのは1981年生まれの35歳、ロジャー・フェデラーだった。
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— Wimbledon (@Wimbledon) [2017年7月16日](
)
マリン・チリッチとの決勝戦はセットカウント3-0のストレート勝ちであり、力の差は歴然であった。
アンディ・マレーとノヴァク・ジョコヴィッチの二人が準々決勝で姿を消したことも若干は影響したが、それでもフェデラーが未だ世界のトップレベルにあることは疑いようがない。
そこで今回はサッカー界において、フェデラーと同い年ながら現役として第一線でプレーする選手たちを探してみよう。
※ここではフェデラーと同学年(1981年4月2日~1982年4月1日生まれ)の選手を「同い年」とする
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
生年月日:1981/10/03 (35歳)
国籍:スウェーデン / ボスニア・ヘルツェゴビナ
所属クラブ:無所属
2016-17シーズンのリーグ成績:28試合出場17得点
フェデラーと同学年のサッカー選手で、最も“スター感”があるのはやはりイブラヒモヴィッチだろうか。
UEFAチャンピオンズリーグこそ獲得できていないがその他のタイトルはほぼ手中に収めており、初挑戦となったプレミアリーグでも17ゴールをあげるなど実力をすぐさま発揮した。
イブラヒモヴィッチは以前、ノヴァク・ジョコヴィッチとテニスをした経験も。
イケル・カシージャス
生年月日:1981/05/20 (36歳)
国籍:スペイン
所属クラブ:ポルト(POR)
2016-17シーズンのリーグ成績:33試合出場0得点(16失点)
今年5月に36歳を迎えたカシージャスだが、昨季は復活を予感させたシーズンだった。
リーグ戦では33試合に出場し許したゴール数はわずかに16。実に19試合でクリーンシートを達成し、選手キャリアにおいても最高クラスの個人成績を残した。
ポルトを退団するのではないかと報じられたが、1年の延長が発表された。
ダビド・ビジャ
生年月日:1981/12/03 (35歳)
国籍:スペイン
所属クラブ:ニューヨーク・シティFC(USA)
2017シーズンのリーグ成績:19試合出場13得点
MLSへの挑戦後、驚異的なペースで得点を積み重ねているビジャ。
在籍3シーズンでの成績は82試合54ゴールで、1試合平均0.658得点というから驚きだ。シュート技術はいっそう熟練されており、選手としての渋みを増している。
所属するニューヨーク・シティFCではキャプテンを務めている。
※データは2017年7月21日現在
マイケル・キャリック
生年月日:1981/07/28 (35歳)
国籍:イングランド
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(ENG)
2016-17シーズンのリーグ成績:23試合出場0得点
このほど、マンチェスター・ユナイテッドの新キャプテンに任命されたキャリック。
直近3シーズンの出場試合数は23試合、28試合、18試合と必ずしもシーズンを通してプレーしているわけではないが、出場すれば仕事をする職人だ。
今季はユナイテッドでの12シーズン目。今やすっかり最古参プレーヤーとなった。
阿部 勇樹
生年月日:1981/09/06 (35歳)
国籍:日本
所属クラブ:浦和レッズ(JPN)
2016-17シーズンのリーグ成績:18試合出場3得点
※データは2017年7月21日現在
浦和レッズのキャプテンにして精神的支柱である阿部勇樹。
Jリーグを代表する“鉄人”であり、J1での出場試合数「521」は歴代4位の数字であり、今季の清水エスパルス戦で139試合連続フル出場を成し遂げた(後に中澤佑二がフィールドプレーヤーとしての最多記録を更新)。
フェデラーと同い年はいわゆる「アテネ五輪世代」にあたるが、阿部以外では大久保嘉人や田中マルクス闘莉王が該当するだろうか。